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日本株売買の数が減っていると何が危険なのか

日本株、売買低迷が深刻 ピークの2割に - 日本経済新聞
日本株の売買減少が続いている。東京証券取引所市場第1部の1日平均の売買高はピークを記録した2013年5月の2割前後の水準に落ち込んでいる。日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れで株価のブレが抑えられ、短期の値ざやを狙った売買が入りにくくなっている可能性がある。足元では米中貿易摩擦の長期化や、世界的な景況感の悪化も重...

こんな記事が出ていた。

日本株の売買額が低迷しているという。ピークの2割ほどということ。

FXをやっていてもわかると思うが、母数が多い方が平準化されるため、想定外の急変が少なくなる。

逆に母数が少ないと、突然の急変があると想定外の変動が起こる。つまりは危ない。

日本株の売買額が低迷しているというのは、そうしたことにつながる。

売買額の低迷はさらなる低迷を招く。

しかし、さらにマクロな視点でみれば、世界の中で日本株を買う優位性はたしかに低下している。

国内市場が横ばいから低下の線ならば、平均して日本株は下がるわけだから、売買する理由がない。

先日、海外株は割と簡単に売買できるような口座を作れるという記事を投稿したが、日本から、海外株を売買する額は増えているのか、減っているのか。

もし増えていたら、明らかに日本人が日本株の価値を感じなくなっているわけで、もし減っていたら日本投資家が絶対額を減らしているわけだから、これまた危機である。

このニュースは日本経済の厳しい行方を象徴している。

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