10月1日から消費税が増税される。増税前の駆け込み需要ももうギリギリだ。
さて、そんな中、橘玲さんの著書をいろいろと紹介してきた本サイトだが、
橘さんの思考は基本的に、「合法な節税が資産形成につながる」という思想だ。
またその考えに伴い、サラリーマンはできるかぎりマイクロ法人を作れ、という話もする。
マイクロ法人を作るのも、節税のためである。
中小企業の税負担は、非常に優遇されているという事実があるということです。
橘さんの個人が法人を利用して節税するポイントは以下の4つです。
・所得税の発生しない範囲で給与を決定する
・所得税の発生しない範囲で家族を雇用する
・生活費を法人の経費に振り返る
・個人資産を法人名義で運用する
しかし、サラリーマンが法人を立ち上げたときに享受できるのは、
「個人資産を法人名義で運用する」だけだそうです。
そう考えると、積み立てnisaやidecoがあるので、法人設立に大きなメリットはないようにも見えます。
ただ、純粋にサラリーマンでも法人を持つことそのものがどういうことなのかを知り、
そこからビジネスチャンスを見出すということはできるかもしれません。
確かに、サラリーマンは所得税を抜かれた状態で手取り収入を得て、その上で消費に充てますが
法人は、消費に関しては経費化できるので課税対象ではなく、消費を除いた部分に課税がかかる。
これは大きいことだと思います。
コメント