これは、FXのロットの話にも通じるが、常に判断が求められるFXにおいて、大事なことは、冷静にいられる金額を知ることだ。
お恥ずかしながら、元金100万円が、筆者の冷静にいられる額だった。これに対しては、自分なりの論考やルールをもって、冷静にいられる額を高められれば良いが、筆者においては、1か月ほどで100万円を超え、150万円に達した。
精神的に冷静さを保つルールも、論考もそのあたりから破綻した。
いわゆるコツコツドカンだが、こうして去っていくトレーダーが多いのは、FXがギャンブル化してしまったと自覚するからだ。
運用のための資金が、ギャンブルになる。
運用とギャンブル。
違いはあるのかというと、何を線引きにするかによるが、筆者は違うと考えている。
運用は、資産の稼働に論拠やルールがある。
ギャンブルは運任せ。
この点が違う。
筆者がFXで30万円から100万円にするまでには、資金を動かす論拠があった。
時間、値幅、チャートの波。
それらを総合して判断していたが、100万円を超えたあたりから、元金を増やすことに重点がおかれ、論拠が軽視された。
まあ、大丈夫なんじゃないか。
その感覚がダメだ。
恐怖70、攻め30でも、攻めが多いくらいだが、そんな比率も、論拠次第である。
短期売買で30万円を100万円にした過去をしっかり見据えて、資産運用すべきだ。
30万円あれば、真っ当な海外株もしっかり買えるし、ほかの資産運用だって沢山あるのだから。
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