AO管理人の実体験をこちらに記載していきます。
いきなりこの話です。
失敗談。
ここから得られる知見は、誰かしらのためになると思いますし、筆者自身がこの出来事を整理して、
次に繋げるためにもここに記します。
そもそも、筆者がFXに着手するようになった経緯を。
もともと、資産運用(と言えるレベルのものではない金額)といえば、
ひょんなことから入手した株(所属していた会社が未上場から上場する過程で)がありました。
そしてそこにはSO、ストックオプションも、ついていました。
ストックオプションは、たいてい儲かります。
筆者も原資の2倍程度の儲けを得ることができました。
で、会社が上場しましたが、その際、東証に鐘を鳴らしに行っていた人物というのは、
会社の役員たち。なのですが、見たこともない人たちが大勢いました。
どういうことかと言いますと、
会社は株主や出資者といった、資本家のものであり、従業員のものではないという、
当たり前のことを痛感したわけです。
そして、ストックオプションの存在。
お金というのは、労働の対価ということだけでなく、
このように動かすことで、増えるのだということを体感したわけです。。。
そんな体験が数年前にあり。。。
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知人の関係で、プロトレーダーの方に会いました。
年齢は同じ。同級生です。
プロのトレーダーですから、もちろん収入のメインはトレード。
FXを中心としたものだと思われます。
(詳細はぼやかしますが、資本家と言える額を運用されています)
彼に指南を受けながら、FXに挑戦しました。
もともと、このサイトがそうであるように、ワードプレスでサイトを作ることなどはできましたので
FXについてもその延長というような感覚でいました。
筆者がその師匠たる、プロトレーダーの方に教えてもらったのは
「EA」と呼ばれる自動売買システムを活用した、トレードでした。
用意した構えは以下のようなものになります。
・お名前デスクトップ(PCでもスマホでも、同じFXトレード画面に接続)
・XMという口座
・メタトレーダー4というシステム(EAという自動売買のシステムをここで動かします)
大まかにはこうしたものになります。
非常に魅力なのは(いまも)場所を選ばずに稼げるということです。
スマホひとつで、売買できます。
細かな設定があるのですが、後述します。
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さて、ようやく117万円を溶かした流れです。
筆者は、もともとはEAという自動売買システムを使ってFXに挑戦しました。
それが2019年4月。
そこから6月末までほとんどEAの稼働のみで、稼ぎを作っていましたが、
元金が20万円の中で、ひと月の稼ぎは数万円。
もちろんマイナスに働くこともあるので、ほぼ収支はトントンでした。
そこで師匠の数字をふと見させてもらう。
と、元金の桁はもちろん違うのですが、どうやら「裁量」つまりは個別判断で、稼いでいる。
どういうことかと。
未来のことなんて誰も読めません、ですが、未来の相場に対して、金額を張っていく。
そうすると、利益にもなれば損にもなります。
が、ここで利益を積み増していく。
特に、相場が読めれば、力強く利益が増えていくわけです。
まる2ヶ月、チャートを見続けた筆者も、裁量に着手するわけです。
すると20万円があっという間に30万円になりました。この間約1週間。
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どんな裁量の仕方だったかというと、
基本的に売りでポジション(つまり金をはる)を持ちます。
そして、ポジションが下がる(金額が下がる)ところで、買い抜ける(ポジションを手放す)。
どういうことかというと、、、
例えば100円で手元のモノを売ります。
そうすると、100円が手に入りますが、モノは手放すことになります。
そのモノを50円で買い戻したら、どうでしょう。
手元には、50円とモノが残ります。
当初は、モノしか持っていなかったのに、モノと50円が手元に残る。
つまりこの売買では、50円を得たことになります。
これがいわゆる「ショート」と呼ばれるものです。
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なぜ筆者が最良でショートを選んだのか。
理由は簡単で、EAを使いながら相場を見ているとわかることがありました。
相場は、寝下がるときは早く、寝上がるときはそれに比べるとゆっくりなのです。
筆者は兼業トレーダーなので、常時チャートを見ることはできません。
それどころか、大体の活動は、帰宅時の移動に限定されている。
そこでは、ゆっくり上がる「ロング」の姿勢ではなく、
「ショート」の方が都合が良かったのです。
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そんなわけで、基本ショートでポジションを持つことを軸に裁量を開始したのが6月末。
そして、今思えばビギナーズラックなのですが、20万円が30万円になったので、
7月1日に元金を20万円から30万円に増資しました。
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2019年7月は非常に順調に裁量が決まります。
作業時間は帰宅移動時。
EUR/USDの1分足チャート、30分、4時間、1日足を見ながら方向感を理解し、
1分足チャートで、急に値上がりしたタイミングで「売り」。
次のタイミング、急に値上がりしたものは、急に値下がりします。
そこで「買い」。
その繰り返しで、7月25日くらいには、150万円まで手元元金が増えました。
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7月27日だったでしょうか。
ロット(はる金額の量)は、どんどん大きくなり、
150万円という元金から相当のロットをはるようになっていました。
それまでは、相場の全体感として下げていたのですが、トレンドの変更がこのあたりで起こっていたのです、というのは後になって気づいたのですが。
それまでの手法で、「売り」「売り」「売り」という形でポジションを持ちましたが一向に値下がりしない。
含み損は50万円、70万円、、、と膨らむ。
ただそれまでも、オーバーナイトでポジションを持ち、利確ポイントで利確していたので
その夜も、利確するだろうと考えていました。
しかし、朝起きると、117万円を消失し、なおも、25万円ほどの含み損を抱えていたわけです。
何が起こったかというと、
元金に対して、含み損が大きくなりすぎて、自動的に損切りが行われていたのです。
それまでも、自動損切り「ロスカット」は何度かありましたが、
その線を見極めることを怠ったロット設定にしていたのですね。
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元は30万円とはいえど、数字上で150万円あったものが117万円一気になくなるというのは衝撃で
夏という季節は関係なく、汗が流れる。
しかも、早朝に。
そんなわけで117万円を消失したのですが。
ここから振り返られるのは以下です。
・トレンド転換は何もしないのが手段
・ロットの大きさと、ロスカットのラインは把握すべき
・ポジションを持ったまま夜を越すのは極めて危険
そして、またこの後に書きますが、さらに痛手を負う中で痛感したのは
・重大指標のある日は、ポジションを処理(損切り)する
これを本当に徹底しないと、運任せの最良でお金が増えても手にすることはなかなかできないのではないでしょうか。
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つらつらと書いてしまいましたが、
この流れの中で、細かな学びや、ポイントはいくつもあります。
このサイトでは、そのあたりを都度振り返りながら
糧にしていきたいと思います。
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